コロナは悪だけではない
- 2022.8.31
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社長より
朝晩、少し涼しくなった気がします。
コロナ禍での3回目の夏。花火大会も夏祭りも、迷いながら開催されてきましたね。
前回に続き高校野球の話しで申し訳ないのですが、
ちょっと感動したので。
仙台育英の須江監督の優勝インタビュー、
「高校生活っていうのは、何て言うか、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違う。
青春ってすごく蜜なので。でもそういうことは全部ダメだダメだと言われて。
活動しててもどこかでストップがかかって。どこかでいつも止まってしまうような苦しい
中で、でも本当に諦めないでやってくれた」
「本当にすべての高校生の努力のたまものが、ただただ最後、
僕たちここに立ったというだけなので、
ぜひ、全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います」
コロナ禍で練習もミーテイングも蜜なので、苦労されたのがよく分かります。
考えてみれば今の高校3年生は、コロナ禍で入学し、
あらゆる面で制限を課されてきたのでしょう。
もちろん高校生だけではなく、老若男女問わず、生活が一変したと思います。
しかし角度を変えて、見方を変えて、コロナ禍を見れば、
須江監督が言われるように本気で取り組み諦めないからこその一体感、
協調性、メンタルの強さは養われたのではないかと。
それは必然的に成長が必要だったはず。
コロナ禍を悲観するだけでなく、だから変わる必要があったさまざまな常識や価値観。
政治や景気で社会は変わるのではなく、
乗り越えようとする人の心や気持ちが、
新しい常識や価値観を創っていくものだと私も学ばせてもらいました。
ウィックカレッジも新しい社会に寄与できるよう、取り組んでいきたいと思っております。