【カリキュラム 生徒による授業!?】
- 2023.12.2
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施設の様子
コラム
皆さんこんにちは。発達障害者のための福祉サービス「ウィックカレッジ」です。
早速ですが、皆さんは「授業する側」の立場の経験はありますか?
生きてきた中で、「授業を受ける側」は誰もが経験してきたことだと思います。
しかし、「授業をする側」の立場となれば、その経験をしてきた人というのは
多くないと思います。
「人に何かを教える」、、、
そんなことできるような力は持っていない。
教えるなんてしたことがないからできない。
…そもそも人に教えるなんて、自分がしてはいけない。。
そのように思うのではないでしょうか?
そこのあなた!!!!
ウィックカレッジでは、生徒の要望などに応じて相談を重ねながら
普段は学びにきている生徒が、みんなの前で先生として
授業をしてもらう機会があります。
もちろん全員に対して強制するのではなく、希望制での実施になります。
それっていいの?
もちろん全然OKです!!
自分の「特技」や「やりたいこと」などをテーマに授業をする生徒もいれば…
自分が今まで専門的に学んできたことをテーマに授業をする生徒もいます!!
中には、ウィックの授業で学んだことを、次は自ら教える側の立場になって
授業をしてくれた生徒もいます!!!
過去に授業をしてくれた内容は以下の通りです。
男子生徒:「豆からの幸福」 コーヒー講座
女子生徒:「小さな世界に大きな楽しみ」 粘土を使ったミニチュアスイーツ作り
女子生徒:「自分の世界自分の線」 お絵描き教室
と思ったそこのあなた!そのあなたにもできますよ!!
この授業では、題材にした内容をみんなに理解してもらうことはもちろんですが、それ以上にもっと大切にしていることがあります。
それは、「人の前で話す」という体験から成功や少しの失敗を経験し
「やってよかった」
「やればできるんだ」
と思うことを大切にしています!
もちろん授業をするにあたって、準備などはしないといけません。
しかしその準備も含めて、取り組んだ過程になります。
その準備〜授業の全てやり終えた時、
他の生徒から「すごくよかった」「すごいやん」という言葉が
自然と出ている授業ばかりでした。
この経験ってまさしくウィックカレッジの目指すべきゴールである
に当たるのではないでしょうか?
日々の授業を通して
自分の人生の選択肢を広げ、
心に火を灯し、
新しいあなたらしさに
出会える。
そんなカリキュラムをウィックカレッジでは実施しています!!!!