ウィック ルール決定する
- 2022.8.5
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社長より
ついに生徒たちによるウィックカレッジ のルール2ヶ条が決定しました。
費やした期間は2ヶ月。5回の授業にて、ひとりひとりの意見を聞き、
認め、時にはなぜこの案がルールにふさわしくないかを闘わせながら、
生徒全員が納得して決めました。
6月9日にウィックでのルールを決めよう!と生徒たちに話し、
禁止事項無しのルールづくりを始めました。
ルール2ヶ条、内容の条件は、建設的で発展的なルール。
そしてこのルールはこれからウィックに訪れる人たちにも全て適用すること。
我々スタッフも含め全てが納得できるルールになるように。
落ち込んだ時、悩んだ時、迷った時に、
このルール決めた背景を思い出して前に進んでいってもらえればうれしいです。
ではもったいぶらずに2ヶ条を発表します。
1. 個性を認める
2. ヘルプサインを出そう
個性を認める。この認めるという言葉を結構話し合いました。
個性を大切にする、個性を受け入れる、個性を否定しない、個性を理解する。
その人の個性に賛同しなくても、自分とは違う個性でも、
距離を取りながらでも認める心をもつ。
相手の個性を認める、その心があればコミュニケーションは少しラクになるはずです。
そして、ヘルプサインを出そう。
正直、この案にまとまっていくとは私は思っていなかった。
ではヘルプを出す時はどういう時?
この1ヶ条はスタッフにとっても生徒にとっても諸刃の剣です。
サボりたいときにも使えるからです。生徒たちはうしろめたい気持ちに、
スタッフは疑いの目で。これを発展的にするためにはお互いを信頼している関係。
この人間関係が成立していないと、この1ヶ条はうまくいかない。
スタッフにとっても学びのルールです。
そしてこのヘルプを出す勇気、この勇気があれば今後の生活は変わっていきます。
強くなれます。
そういう意味では深い1ヶ条です。
ウィックルールが決まって、言葉をまとめて、みんなで拍手をして終わりました。
ちなみにこのルール改正は、
また同じように話し合って決めないといけないのは当たり前のことです。
ルール決め、ご苦労さまでした。