【ロジカル/ラテラルシンキング?】発達障害者のための生活訓練での取り組み
- 2022.9.15
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施設の様子
皆さんこんにちは。発達障害者のための福祉サービス「ウィックカレッジ」です。
ウィックでは「ロジカル・ラテラルな思考法」が社会に出ても大事である!という観点から
週1回ほどのペースで脳トレなるものを授業に取り入れています。
当初は、クイズやカードゲームからすこーしずつ取り組み
最近コンスタントに取り組んでいるのは「脱出ゲーム」です。
「頭を使うなんてしんどい〜」「なんでこんなことに取り組んでるのよ〜」と
悩んだり考えることが億劫なことだとはいうのは重々承知の上なのですが
生活していて考えないことはないはずなのです。
「考える」は永続的にある。
ウィックのような学びの場を出ても
社会という学びの場に進むことになる。
答えが決まっているものばかりじゃない社会で
自分の知らなかったこと・経験してないことに出会った時に
判断する→考えることが必要になってきます。
ですから取り組みやすいところから
じわじわと「考える力」をトレーニングしているということです。
ちなみに
ロジカルシンキング・ラテラルシンキング
とは以下のような内容です。
説明を聞いても実際体験しないと、さっぱりなところもありますが
ロジカルシンキングは問題解決力といって問題を整理し、原因を発見することや
”伝え方”にも繋がるので、説得力を向上させることにもつながります。
ラテラルシンキングは、そもそもこれって間違いなんじゃないか?と
固定観念に縛られずに新しい視点でものを見る思考なのです。
みなさんも「すべては勘に任せている!!」ってことはないと思うので
どこかしらでロジカルラテラルな思考を使っているはずです。
まだ先のわからないことにも”何が今必要なのか”を導く1つの方法でもありますし
ロジカルラテラルな思考法は、自分のことや周囲のことにも”冷静に”判断するという面でも非常に重要なスキルです。
頭を使うのは敬遠しがちかもしれませんが、だからこそウィックでは取り組んでいこうと思います。